厚生労働省は、新型コロナウイルスに対する経口抗ウイルス剤として特例承認したファイザーの「パキロビッドパック」について、27日までの試験運用期間中における配分方法を自治体向けの事務連絡で示した。都道府県が選定した薬局等のみが、製造販売業者が設置したセンターを通じて配分依頼できる。期間中の実績を踏まえ、28日以降に配分対象機関を拡大する。
パキロビッド(一般名:ニルマトレルビル/リトナビル)は軽症から中等症患者向けの経口治療薬として10日に特例承認されたが、リトナビルには多数の併用禁忌薬が存在する。