文部科学省の薬学実務実習に関する連絡会議は7日、2015年に策定された「薬学実務実習に関するガイドライン」について改訂することを了承した。改訂前に実務実習の教育効果に関する調査などを通じて現行の指針を評価し、実務実習や実習施設等に対する評価の方法・基準などを見直す。今後、具体的な改訂内容を引き続き議論する予定である。
現行指針は、薬学実務実習等を適正に実施するために策定され、大学や実習施設に向けて実習のあり方や目標、実習施設における薬剤師の指導体制、具体的な実習内容、実習に対する評価のあり方などを記載している。指針が現場で正しく運用されているかなど評価の方法や基準については関係者の意見を踏まえ、必要に応じて定期的に見直し、改訂を行うとしている。