ナミビア滞在の男性、成田空港検疫で確認
厚生労働省は11月30日、海外から空港に到着した乗客で、検疫により確認された新型コロナウイルス感染症の無症状病原体保有者1名の検体について、国立感染症研究所でゲノム解析を実施したところ、南アフリカを中心に確認されている新たな変異株「オミクロン株」(B.1.1.529系統の変異株)が確認されたことを発表した。オミクロン株が空港検疫で確認されたのは初めて。現在、当該入国者は医療機関において隔離を実施している。
新型コロナウイルス感染症(変異株)の無症状病原体保有者は、11月28日に成田空港に到着した30代男性。滞在国はナミビアだった。空港等到着時は無症状だったが、宿泊療養施設に移動後、発熱の症状が確認された。
厚生労働省としては、引き続き、各国政府やWHO、専門家等とも連携しつつ、諸外国の感染状況を注視しながら、機動的な感染拡大防止対策に努めていくとしている。
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・厚生労働省 報道発表資料