医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > プレミアム > HPVワクチン積極的勧奨再開に賛否-原告団「不当な結論」

HPVワクチン積極的勧奨再開に賛否-原告団「不当な結論」

読了時間:約 1分48秒
このエントリーをはてなブックマークに追加
2021年11月17日 AM10:15

2013年以降、8年間差し控えとなっていたHPVワクチンの積極的勧奨の再開がようやく決まった。ワクチン接種により子宮頸癌の予防につながると歓迎する意見がある一方、ワクチン接種で健康被害を受けたとするHPVワクチン薬害訴訟全国原告団・弁護団は「積極的勧奨再開より治療法の研究が先決」との抗議声明を発表。再開に向けては、安全性評価の充実、ワクチンに関する情報提供など取り組むべき課題も多く残っている。

厚生労働省は、1日の厚生科学審議会と薬事・食品衛生審議会の合同会議で積極的勧奨の再開に向けて、「ワクチンに関する情報提供」「安全性・有効性に関するエビデンス」「症状に苦しむ患者の支援」の取り組みを提示した。

このエントリーをはてなブックマークに追加
 

同じカテゴリーの記事 プレミアム 行政・経営

  • 【東海大グループ】日常診療に漢方処方87%‐医師半数「証」考慮せず
  • 【文科省審議会】加計学園は定員割れ改善を-千葉科学大薬の現状指摘
  • 【NPhA調査】「在宅24回以上」が壁に-地域支援加算の施設基準
  • 【厚労省】ドラッグロスの78品目公表-開発困難事情など連絡を
  • 【厚労省】条件付承認「積極検討を」-通知一部改正で活用促す