■厚労省が調査
かかりつけ薬剤師指導料を算定している患者に「かかりつけ薬剤師以外が対応する場合がある」と回答した薬局が全体の約6割に上ることが厚生労働省が実施した調査結果の速報値で明らかになった。かかりつけ薬剤師以外が対応する場合の担当者を「あらかじめ決めている」と回答した薬局は約9%にとどまり、患者への指導内容や相談への返答でかかりつけ薬剤師と変わらないように対応することができていない可能性が懸念される結果となった。
厚労省が22日の中央社会保険医療協議会総会で、「薬局の機能に係る実態調査」(2021年度医療課委託調査)の速報値を公表した。