医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > プレミアム > 【厚労省】発癌性物質の自主点検要請-企業に限度値設定求める

【厚労省】発癌性物質の自主点検要請-企業に限度値設定求める

読了時間:約 1分40秒
このエントリーをはてなブックマークに追加
2021年10月13日 AM10:15

厚生労働省は8日付の通知で、発癌性物質のニトロソアミン類の混入リスクに関する自主点検を実施するよう製造販売業者に要請した。原薬や包装等に関する製造業者も情報提供などで協力することとし、2023年4月30日までにリスク評価を行った上で、限度値を超える混入が確認された品目は厚労省に報告するよう求めた。

近年、サルタン系医薬品やラニチジン等から発癌性物質のニトロソアミン類が検出され、自主回収が相次いでいる。厚労省は、これら医薬品以外でも混入の可能性が否定できないとして、自主点検を要請した。

このエントリーをはてなブックマークに追加
 

同じカテゴリーの記事 プレミアム 行政・経営

  • 【福岡厚労相が会見】ラグ・ロスの解消に意欲-官民一体で取り組む課題
  • 【安定確保策会議】承認書と相違44%で確認-後発品自主点検結果を公表
  • 【薬局団体連絡協議会】「リスト化で会員増」2割-地域薬剤師会の再編提言
  • 【消費者庁部会】紅麹問題でGMP指針改正-微生物原材料の食品対象
  • 【エーザイ】レカネマブ欧承認勧告-ApoEε4ホモ接合を除外