自民党の岸田文雄総裁が4日の衆参両院の本会議で首相に指名され、同日に自民、公明両党による連立内閣が発足した。厚生労働相には、衆議院厚生労働委員長などを務めた後藤茂之政調会長代理を充て、文部科学相には末松信介参議院国会対策委員長が就き、経済産業相には萩生田光一文科相が横滑りした。岸田内閣は、新型コロナウイルス対策や所得向上など山積する課題に取り組む。
同日午前の閣議で、菅義偉内閣が総辞職した。午後の衆参両院の本会議で行われた首相指名選挙で、岸田氏が第100代首相に指名され、同日夜に自民、公明両党による岸田連立内閣が発足した。