厚生労働省は6日、米ノババックスの新型コロナウイルスワクチンについて、早ければ2022年初頭から1億5000万回分の供給を受ける契約を、国内の生産・流通を担う武田薬品と締結した。厚労省が新型コロナウイルスワクチンの供給を受けるのは、ファイザー製、モデルナ製、アストラゼネカ製に続き、4種類目となる。翌7日の閣議後会見で、田村憲久厚労相は「ワクチンをしっかりと確保していくことは非常に重要」と意義を強調した。
国内での薬事承認を前提に、概ね1年間で1億5000万回分の供給を受ける。同社は追加接種への使用も視野に開発を進めており、変異株への対応も含まれているとした。