武田薬品は1日、米モデルナ製新型コロナウイルスワクチンの一部ロットに混入していた異物がステンレススチールだったとの調査結果を公表した。製造ラインで金属部品が適切に設置されていなかったことが原因としており、製造上の不具合は使用を見合わせた3ロットに限定したものとしている。接種した場合の医療上のリスクが増大する可能性も低いとした。
異物混入問題で使用を見合わせた3ロットは、モデルナの欧州における委託生産拠点であるロビ(スペイン)が生産したもの。