7月の単月後発品使用率が1月に比べて減少している薬局が半数以上に上ることが、日本薬剤師会が実施した調査結果で明らかになった。使用率が最も減少した薬局では約10%の下げ幅となっており、出荷調整などで入手困難になっている医薬品は3173品目に達した。一部の都道府県薬剤師会が実施した調査では、5月の単月後発品使用率が1月から減少していると回答した薬局が3割程度だったことを考えると、状況が悪化していることがうかがわれる結果となった。
調査は、1月から7月までの後発品使用率の状況を把握するため、7月27~8月2日までの間に日薬の医療保険委員会委員を介して協力が得られた166薬局を対象に回答を得た。