田村憲久厚生労働相は20日の閣議後会見で、米ファイザー製ワクチンについて、2022年初頭から1億2000万回分の追加供給を受けることを前提に協議を進めていることを明らかにした。ファイザー製ワクチンでは年内に1億9400万回分の供給を受ける契約を結んでいるが、今後の感染拡大を想定し、ワクチンのさらなる確保に乗り出す。3回目のブースター接種(追加接種)の必要性も検討される中、「様々な可能性を念頭に置いて交渉をしなければならない。今回のファイザーとの協議もその一環だ」と述べた。
政府はこれまでファイザー、英アストラゼネカ、米モデルナの3社から4億1400万回分の供給を受ける契約を締結している。