医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > プレミアム > 【精神神経センター病院】アマンタジンを半量誤投与-廃棄ルール守らず再利用

【精神神経センター病院】アマンタジンを半量誤投与-廃棄ルール守らず再利用

読了時間:約 1分40秒
このエントリーをはてなブックマークに追加
2021年06月14日 AM10:30

国立精神・神経医療研究センター病院は10日、「アマンタジン塩酸塩」について、100mg錠の処方内容にも関わらず50mg錠を患者2人に誤投与していたことを公表した。患者の健康状態に影響はなく、一包化後に処方変更された薬剤を廃棄する原則を守らずに再利用したことが原因としている。高額医薬品も含めて廃棄ルールの遵守を徹底するなど、再発防止策に取り組む方針。

今回の誤投与は、脳梗塞の後遺症患者とパーキンソン病患者の計2人に、杏林製薬の「アマンタジン塩酸塩錠100mg『杏林』」を投与する処方内容にも関わらず、実際には同錠50mgが調剤され、服用していたというもの。

このエントリーをはてなブックマークに追加
 

同じカテゴリーの記事 プレミアム 行政・経営

  • 【東海大グループ】日常診療に漢方処方87%‐医師半数「証」考慮せず
  • 【文科省審議会】加計学園は定員割れ改善を-千葉科学大薬の現状指摘
  • 【NPhA調査】「在宅24回以上」が壁に-地域支援加算の施設基準
  • 【厚労省】ドラッグロスの78品目公表-開発困難事情など連絡を
  • 【厚労省】条件付承認「積極検討を」-通知一部改正で活用促す