厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会は5月31日、新型コロナウイルス感染症ワクチン接種の対象を「16歳以上」から「12歳以上」に拡大することを了承した。厚生労働省は同日付で、予防接種実施に関する厚労大臣の指示書を一部改正し、自治体向けに通知を発出した。
5月28日の薬事・食品衛生審議会医薬品第二部会では、ファイザーが製造販売する新型コロナウイルス感染症ワクチン「コミナティ筋注」について、接種対象年齢を12歳以上に引き下げる添付文書改訂を行っても差し支えないと判断。同31日にファイザーが添付文書を改訂していた。