厚生労働省医薬・生活衛生局は2日、法令改正関係の資料など総務課が保管していた文書185件が誤って廃棄されたことを公表した。登録販売者の職務経歴、薬剤師の行政処分歴といった個人情報が含まれる文書も廃棄されたが、溶解処理をしているため、「外部流出の可能性はない」としている。
誤って廃棄された文書185件の内訳は、改正医薬品医療機器等法(薬機法)など法令改正関係資料68件、国会の質問主意書に対する答弁書35件、地方自治体への通知26件、薬局・薬剤師関連通知21件、審議会・検討会関係10件などとなっている。