医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > プレミアム > 【厚労省】11月に再びマイナスー調剤費、コロナ影響で

【厚労省】11月に再びマイナスー調剤費、コロナ影響で

読了時間:約 1分13秒
このエントリーをはてなブックマークに追加
2021年03月31日 AM11:00

厚生労働省が公表した2020年4月から11月までの電子レセプトを用いた調剤医療費の動向では、10月に前年同月比でプラスに回復したものの、11月に再びマイナスに転じていたことが分かった。新型コロナウイルス感染症の影響で、11月の医療費がいずれの診療種類でもマイナスとなり、調剤医療費も影響を大きく受けた格好だ。

調剤医療費(電算処理分)は、緊急事態宣言が発令された2020年4~5月が前年同月比でマイナスとなったが、6月に0.1%増と一旦持ち直した。その後、7~9月がマイナスとなり、10月に1.1%増と回復したが、11月は5.6%減と再び悪化した。10月は技術料が0.1%増、薬剤料が1.0%増となった一方、11月は2.2%減、3.4%減と落ち込んだ。

このエントリーをはてなブックマークに追加
 

同じカテゴリーの記事 プレミアム 行政・経営

  • 【エーザイ】レカネマブ欧承認勧告-ApoEε4ホモ接合を除外
  • 【日病薬中四国ブロック会議】動き出す薬剤師出向計画‐アウトカム意識が重要に
  • 【財政審】中間年改定は全品目実施を-スイッチOTC推進促す
  • 【中医協議会】ケサンラに有用性加算5%-投与期間の短縮を評価
  • 私学助成にメリハリを-財政審歳出改革部会