医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > プレミアム > 【厚労省】本格運用を半年先送り-オンライン資格確認に不備

【厚労省】本格運用を半年先送り-オンライン資格確認に不備

読了時間:約 1分21秒
このエントリーをはてなブックマークに追加
2021年03月29日 AM11:00

厚生労働省は、患者が加入している公的医療保険の資格を確認でき、マイナンバーカードを健康保険証として利用できるようにする「」の本格運用開始時期を当初の3月末から長ければ半年程度延期する。26日の社会保障審議会医療保険部会で了承された。3月初めから動作確認を目的としたプレ運用を開始していたが、医療機関・薬局の導入準備が進まず、システムの不具合も確認されたため。遅くとも薬剤情報の閲覧開始を予定している10月までに本格運用を開始したい考えだ。

オンライン資格確認等システムは、医療機関・薬局でのカードリーダー申し込み数が約10万3000機関と約45%を占め、薬局では4万軒と約67%が申し込みを行っている。

このエントリーをはてなブックマークに追加
 

同じカテゴリーの記事 プレミアム 行政・経営

  • 【薬局団体連絡協議会】「リスト化で会員増」2割-地域薬剤師会の再編提言
  • 【消費者庁部会】紅麹問題でGMP指針改正-微生物原材料の食品対象
  • 【エーザイ】レカネマブ欧承認勧告-ApoEε4ホモ接合を除外
  • 【日病薬中四国ブロック会議】動き出す薬剤師出向計画‐アウトカム意識が重要に
  • 【財政審】中間年改定は全品目実施を-スイッチOTC推進促す