米国食品医薬品局(FDA)は2月27日(現地時間)、米ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)グループのヤンセンが開発した新型コロナウイルス感染症単回投与ワクチンの緊急使用を許可した。18歳以上が接種対象となる。1回接種のワクチンをFDAが緊急使用を許可したのは初めて。J&Jは、今月末までに米国で2000万人分以上のワクチンを提供する予定。非営利での利用もできるようにする。
許可された緊急使用は、18歳以上の新型コロナウイルス感染症予防。一般的に報告された副反応として、注射部位の痛み、頭痛、倦怠感、筋肉痛、吐き気を挙げ、これら副反応のほとんどはワクチン接種後1~2日以内に発生し、軽度から中等度の重症度で1~2日続いたとしている。