日本製薬工業協会に加盟する7社とナショナルセンター・バイオバンクネットワーク(NCBN)は25日、新薬創出や個別化医療に活用可能な疾患別情報統合データベースの構築・利活用に関する共同研究を開始すると発表した。期間は2025年3月まで。NCBNが保有する臨床情報に付随した患者由来試料から遺伝情報や蛋白質などのオミックスデータを取得後、解析結果と検査値・画像データなどの臨床情報を突合した疾患別情報統合データベースを産学官共同で構築する。
非競争的な協業の枠組みを通じて、アカデミアによる医療課題の解決や製薬企業による革新的新薬創出につなげる。