小林化工は12日、経口抗真菌剤「イトラコナゾール錠50『MEEK』」に睡眠導入剤「リルマザホン塩酸塩」が混入した一部ロットの薬剤を服用した患者1人が死亡したと発表した。亡くなったのは関東に在住する70代の女性で、入院中の10日に死亡し、11日に同社が事実を確認した。
同社は「患者が亡くなったことを極めて重く受け止め、改めて心より深くお詫びする」とコメントし、同剤と死亡の因果関係を含め、詳細な調査を早急に進める考えを示した。