厚生労働省は11日、後発品280品目を薬価基準に収載する。初の後発品収載は、疼痛治療薬「プレガバリン」(先発品:リリカ=ファイザー)など3成分12規格123品目。先発品メーカーから特許使用の許可を得て後発品として発売するオーソライズドジェネリック(AG)の収載は、初後発に限ると「クロピドグレル硫酸塩・アスピリン」(コンプラビン配合錠=サノフィ)など2成分4規格4品目が収載され、新規収載希望が10品目を超えた内用薬を先発品の「0.4がけ」とするルールは1成分7規格80品目に適用される。
今回、薬価収載の希望品目は288品目だったが、安定供給に不安が生じたなどの理由により8品目が取り下げられ、最終的に69社の94成分154規格280品目が収載された。