医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > プレミアム > 【理化学研究所】「富岳」が2期連続世界一-AI計算など高性能実証

【理化学研究所】「富岳」が2期連続世界一-AI計算など高性能実証

読了時間:約 1分24秒
このエントリーをはてなブックマークに追加
2020年11月20日 AM10:25

理化学研究所は、富士通と共同開発したスーパーコンピュータ「富岳」が世界のスーパーコンピュータの性能ランキングである「TOP500」リストで、2期連続の世界第1位を獲得したと発表した。産業利用などアプリケーション処理性能や人工知能(AI)の深層学習での計算性能などの指標においても、それぞれ2期連続の世界第1位を獲得。6月の前回ランキング時点から大きく性能を向上していることが示され、今後、新型コロナウイルス感染症など社会問題の解決手段として利用が進む可能性がある。

「富岳」はスーパーコンピュータ「京」の後継機で、6月のランキングでは主要なベンチマークで世界1位を独占した。今回のTOP500ランキングでは、プログラムを処理する際の実行効率が82.3%と前回6月時点での80.87%を上回る測定結果を示し、世界2位である米国の「サミット」に約3倍の性能差をつけ、「京」と比較して42倍以上の性能向上を達成した。

このエントリーをはてなブックマークに追加
 

同じカテゴリーの記事 プレミアム 行政・経営

  • 【薬局団体連絡協議会】「リスト化で会員増」2割-地域薬剤師会の再編提言
  • 【消費者庁部会】紅麹問題でGMP指針改正-微生物原材料の食品対象
  • 【エーザイ】レカネマブ欧承認勧告-ApoEε4ホモ接合を除外
  • 【日病薬中四国ブロック会議】動き出す薬剤師出向計画‐アウトカム意識が重要に
  • 【財政審】中間年改定は全品目実施を-スイッチOTC推進促す