日本病院薬剤師会は、新型コロナウイルス感染症の拡大に対応した研修や会議の基盤整備に使用する費用として、全国の都道府県病院薬剤師会に対してそれぞれ70万円以上の支援金を拠出する。各地の病薬でオンラインの会議や研修を推進する費用に支援金を充ててもらいたい考え。木平健治会長は、6日にウェブ上で開かれた日病薬中国四国ブロック会長会議で「支援金を活用し、会員サービスを充実させてほしい」と語った。
日病薬から各都道府県病薬への支援金は、70万円の基礎額に日病薬会費納入額の3%を加えた額とする。会員数が多い病薬では100万円以上になる場合もある。現在、各地の病薬に受け取りの意思を確認しているところで、確認が済み次第、速やかに拠出する。