福岡県医薬品適正使用促進連絡協議会が18日、県庁舎内で開かれ、回復期リハビリテーション病棟と地域包括ケア病棟の入院患者を対象に実施した「処方適正化アプローチ事業」の最終報告が神村英利委員(福岡大学薬学部教授)から行われた。今回、回復期リハビリテーション病棟、地域包括ケア病棟でもスクリーニング項目該当患者群で減薬される割合が高いことが判明。両病棟でも薬学的介入は処方の適正化に寄与することが分かった。
同事業は、東京大学病院で実施している「薬剤師による持参薬評価テンプレートを用いたスクリーニング」を導入して処方適正化の有効ツールとしての検証を実施してきた。