再生・細胞医療、遺伝子治療の実用化に向けた研究開発のあり方を検討する政府の「再生・細胞医療・遺伝子治療開発協議会」の初会合が2日に開かれた。健康・医療戦略推進本部の医療分野研究開発推進計画が今年度から第2期をスタートさせたことに伴い、新設したもの。
同協議会では、2024年末までに非臨床のプルーフオブコンセプト25件、そのうち遺伝子治療5件の達成に加え、企業への導出段階に至った研究課題数10件、薬事承認件数は2件以上の成果目標を掲げているが、目標達成に向けた課題と今後の対応、30年頃までの研究開発ロードマップを来年度中に取りまとめる。