日本医療研究開発機構(AMED)は8月31日、2020年度「新型コロナウイルス感染症に対するワクチン開発」の2次公募を採択した。企業主導型、アカデミア主導型を合わせて47課題の申請があり、企業主導型で7課題、アカデミア主導型で4課題の11課題が採択された。
今回、採択された研究開発課題は次の通り。
〈企業主導型〉自己増殖RNAテクノロジーを用いたわが国における新型コロナウイルス感染症に対するワクチン開発:VLPセラピューティックジャパン▽新型コロナウイルス感染症に対するワクチン開発:塩野義製薬▽新型コロナウイルス感染症に対する不活化ワクチンの開発:KMバイオロジクス
▽新型コロナウイルス感染症に対するmRNAワクチン開発:第一三共▽新型コロナウイルスに対するmRNA-1273ワクチンの開発:武田薬品▽新型コロナウイルスに対するNVX-CoV2373ワクチンの開発:武田薬品▽新型コロナウイルスを標的としたDNAワクチン臨床開発:アンジェス
〈アカデミア主導型〉新型コロナウイルス感染症に対する弱毒生ワクチンの開発II:東京大学▽新型コロナウイルス感染症に対する経口ワクチンの開発:神戸大学▽第三世代RNAワクチン技術を用いた新型コロナウイルスワクチン第I/II相試験:藤田医科大学▽麻疹ウイルスベクター用いた新型コロナウイルス感染症ワクチンの開発:東京大学