京都大学の本庶佑特別教授は、免疫チェックポイント阻害薬「オプジーボ」の特許収入配分をめぐって、小野薬品を今月中旬頃に提訴する考えを明らかにした。小野薬品がメルクからブリストル・マイヤーズスクイブ(BMS)を経由して得た金銭の約40%に相当する226億2333万円と、遅延損害金の支払いを求める。
本庶氏は、同効薬「キイトルーダ」を販売するメルクから小野薬品とBMSが得たライセンス収入とロイヤリティ収入の配分が説明された内容と異なるとして、差額分の支払いを求めて提訴する。
本庶氏は、同効薬「キイトルーダ」を販売するメルクから小野薬品とBMSが得たライセンス収入とロイヤリティ収入の配分が説明された内容と異なるとして、差額分の支払いを求めて提訴する。