■中医協総会で了承
中央社会保険医療協議会総会は13日、ノバルティスファーマの再生医療等製品で、脊髄性筋萎縮症(SMA)治療剤「ゾルゲンスマ点滴静注」(一般名:オナセムノゲンアベパルボベク)の薬価収載を了承した。1回で投与を完了でき患者負担が少ないことなどを評価し、患者1人当たり1億6707万7222円と国内最高額を付けた。ゾルゲンスマは3月に厚生労働省が製造販売を承認。米国では約2億3000万円の超高額な薬価が付けられたことから、国内の薬価の行方に注目が集まっていた。20日付で薬価基準に収載される予定。
ゾルゲンスマの薬価は、バイオジェンジャパンの「スピンラザ髄注12mg」(一般名:ヌシネルセンナトリウム)を比較薬とし、類似薬効比較方式Iで算定された。