薬学教育評価機構は、2019年度の6年制薬学教育評価を専門分野別に行った結果をまとめた。昨年度の対象となった医療創生大学、熊本大学、城西大学、城西国際大学、東北大学、徳島文理大学香川薬学部、富山大学、広島国際大学、福岡大学、松山大学、名城大学、横浜薬科大学、国際医療福祉大学の13校のうち、12大学は評価基準に適合と認定されたが、国際医療福祉大は評価基準の中項目5項目に重大な問題点が認められるとして、総合判定を保留した。ただ、国際医療福祉大は評価結果に異議申立をしており、現在審査中となっている。認定期間は27年3月31日まで。
■大学側は結果に異議申立
今回、総合判定が保留となった国際医療福祉大の評価で、重大な問題点が認められると判定されたのは、▽カリキュラム編成▽医療人教育の基本的内容▽学生の受入▽教員組織・職員組織▽自己点検・評価――の5項目。