厚生労働省は24日、第105回薬剤師国家試験の結果を発表した。受験者数1万4311人のうち、合格者は9958人で前回より236人下回った。合格率は1.33ポイント減の69.58%で前回と同様の水準だった。全問題の得点が前回の450点から426点に下がっており、難易度が上がったと考えられるが、厚労省は「妥当な難易度」と説明。前回の国試から導入された「禁忌肢」は、今回も誤って2問まで選択しても不合格にならない措置が取られたが、「特に合格率には影響していない」としている(表参照)。
6年制新卒者の合格者は7795人で合格率は84.78%、6年制既卒者は2050人で42.67%だった。新卒者は、前回の85.50%から0.72ポイント、既卒者は前回の43.07%から0.4ポイントの減となった。
6年制新卒者の合格者は7795人で合格率は84.78%、6年制既卒者は2050人で42.67%だった。新卒者は、前回の85.50%から0.72ポイント、既卒者は前回の43.07%から0.4ポイントの減となった。
合格率を男女別に見ると、男性が67.33%、女性が71.06%だった。