医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > プレミアム > 【厚労省】必要な医療体制構築を-新型肺炎の患者増に備え

【厚労省】必要な医療体制構築を-新型肺炎の患者増に備え

読了時間:約 54秒
このエントリーをはてなブックマークに追加
2020年03月11日 AM10:15

厚生労働省の新型コロナウイルス感染症対策推進本部は6日付の事務連絡で、同ウイルスによる患者数が大幅に増加した際に必要な医療提供体制を構築するよう都道府県に求めた。具体的には、帰国者・接触者外来の増設、がんセンターや産科医療機関など感染症が疑われる人の外来診療を原則的に実施しない医療機関を設定することなどを要請。各地域におけるピーク時の患者数を算出した上で、医療需要の目安として活用することも求めた。

事務連絡では、国内で感染症患者が大幅に増加した時に備えた医療提供体制の確保を求めた。外来診療では、帰国者・接触者外来の増設や、感染症が疑われる人の外来診療を担当する医療機関を一般の医療機関から設定することとした。

このエントリーをはてなブックマークに追加
 

同じカテゴリーの記事 プレミアム 行政・経営

  • 【福岡厚労相が会見】ラグ・ロスの解消に意欲-官民一体で取り組む課題
  • 【安定確保策会議】承認書と相違44%で確認-後発品自主点検結果を公表
  • 【薬局団体連絡協議会】「リスト化で会員増」2割-地域薬剤師会の再編提言
  • 【消費者庁部会】紅麹問題でGMP指針改正-微生物原材料の食品対象
  • 【エーザイ】レカネマブ欧承認勧告-ApoEε4ホモ接合を除外