薬学教育評価機構は4月から、薬科大学・薬学部の教育プログラムについて、2期目の第三者評価を開始する。2期目は新たな評価基準に基づき、各大学が定める卒業認定・学位授与の方針、教育課程編成・実施の方針、入学者受け入れの方針の一貫性や整合性を重視して評価する見通しで、薬学教育の質の保証から「質の改善」への展開が求められそうだ。
第三者評価は、各大学の「薬学教育プログラム」に対する自己点検・評価に基づき第三者の視点で質を保証し、改善を促すもの。今年度を最終年度とする1期目では、7年間かけて74薬系大学の評価が一巡する。