昨年から経営統合に向けた協議を開始していたマツモトキヨシホールディングス(HD)とココカラファインは1月31日、正式に経営統合する契約を締結したと発表した。2021年10月1日の統合を目指す。新統合会社に向け、ココカラファインが発行する第三者割当増資をマツキヨHDが引き受け、1株当たり6460円で約20%の株式を取得。ココカラファインはマツキヨHDの持分法適用会社となる見込みだ。売上高1兆円規模の巨大ドラッグストアがいよいよ誕生することになった。
両社は、昨年から経営統合に向けた協議を行ってきたが、今後の目指す方向性が一致していることを確認できたことに加え、仕入れ面をはじめ想定以上の統合シナジーが見込めると判断し、正式に経営統合を決めた。経営統合後3年目をメドに、両社で数百億円規模の収益改善効果を見込む。