医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > プレミアム > 【2020年の医薬品市場展望】止まらぬ研究開発費捻出レース-外資系が攻勢、勝負は全世界へ

【2020年の医薬品市場展望】止まらぬ研究開発費捻出レース-外資系が攻勢、勝負は全世界へ

読了時間:約 2分19秒
このエントリーをはてなブックマークに追加
2020年01月08日 AM10:45

2020年は製薬業界にとって激動の年になりそうだ。昨年は成長の源となる新薬をめぐって世界規模で巨額買収劇が繰り広げられてきたが、今年もその流れは止まりそうもない。国内では4月に行われる薬価制度改革の対応や、秋に予定されている後発品の使用割合80%の到達が大きな焦点となる。マイナス成長に向かう国内医薬品市場、後発品ポスト80%時代の行方は不透明であり、製薬企業のグローバル展開が一気に加速する年となりそうだ。外資系企業の日本市場参入も本格化するなど外圧も強まり、新たな成長への活路が求められている。

昨年は製薬業界にとって世界規模で巨額買収が相次いだ年となった。大型医薬品の特許切れや事業構造改革を進める中で、自社が目指す企業像の実現に加え、事業規模を追求した水平統合的なM&Aが再び行われるようになった。

このエントリーをはてなブックマークに追加
 

同じカテゴリーの記事 プレミアム 行政・経営

  • 【東海大グループ】日常診療に漢方処方87%‐医師半数「証」考慮せず
  • 【文科省審議会】加計学園は定員割れ改善を-千葉科学大薬の現状指摘
  • 【NPhA調査】「在宅24回以上」が壁に-地域支援加算の施設基準
  • 【厚労省】ドラッグロスの78品目公表-開発困難事情など連絡を
  • 【厚労省】条件付承認「積極検討を」-通知一部改正で活用促す