医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > プレミアム > 【中医協各側が意見書】診療側「医療者に十分な手当を」-支払側「診療所は利益率高い」

【中医協各側が意見書】診療側「医療者に十分な手当を」-支払側「診療所は利益率高い」

読了時間:約 1分36秒
このエントリーをはてなブックマークに追加
2019年12月11日 AM10:30

中央社会保険医療協議会の診療、支払の各側は6日、次期診療報酬改定に関する意見書を総会に提出した。診療側は「地域の医療現場を支えるために医療従事者にも十分な手当を行うことで経済の好循環が達成できる」とし、医師等の働き方改革の推進に向けても診療報酬本体のプラス改定を求めたが、支払側は「国公立・公的病院以外の経営状況は概ね堅調。特に一般診療所は高い利益率を維持し、同一グループの保険薬局も店舗数が多いほど高い利益水準」と主張した。

診療側は、医療経済実態調査の結果から、「医療機関等は総じて横ばいの経営状況となった」と主張。医療の質確保、患者ニーズの多様化に応えるため、一般病院、一般診療所共に様々な職種の従事者が増え、給与費率は上昇しているとし、適切な財源の確保を求めた。

このエントリーをはてなブックマークに追加
 

同じカテゴリーの記事 プレミアム 行政・経営

  • 【東海大グループ】日常診療に漢方処方87%‐医師半数「証」考慮せず
  • 【文科省審議会】加計学園は定員割れ改善を-千葉科学大薬の現状指摘
  • 【NPhA調査】「在宅24回以上」が壁に-地域支援加算の施設基準
  • 【厚労省】ドラッグロスの78品目公表-開発困難事情など連絡を
  • 【厚労省】条件付承認「積極検討を」-通知一部改正で活用促す