医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > プレミアム > 【旭化成】米社を1432億円で買収-医薬品事業の米国基盤獲得

【旭化成】米社を1432億円で買収-医薬品事業の米国基盤獲得

読了時間:約 1分58秒
このエントリーをはてなブックマークに追加
2019年11月27日 AM11:15

旭化成は25日、米ベロキシス・ファーマシューティカルズを買収すると発表した。買収価格は約1432億円で、デンマーク子会社を通じて12月中に株式公開買い付けを開始する。2012年に買収した米医療機器子会社「ゾール・メディカル」に続き、医薬品事業でも買収によって米国での事業基盤を獲得した。小堀秀毅社長は同日、都内で記者会見し、「医薬事業と医療機器事業を共に成長させ、ヘルスケア領域を素材、住宅に続く旭化成の第3の柱にし、グローバル・ヘルスケア・カンパニーを目指したい」と語った。

説明する小堀社長

ベロキシスは02年にデンマークのルンドベックからスピンオフして設立した会社で、米国ノースカロライナ州を拠点にしている。売上高は今年度に8200万ドルを見込み、黒字化を計画する。独自のドラッグデリバリー技術を用いた腎移植手術患者向けの免疫抑制剤「エンバーサスXR」を販売している。

このエントリーをはてなブックマークに追加
 

同じカテゴリーの記事 プレミアム 行政・経営

  • 【薬局団体連絡協議会】「リスト化で会員増」2割-地域薬剤師会の再編提言
  • 【消費者庁部会】紅麹問題でGMP指針改正-微生物原材料の食品対象
  • 【エーザイ】レカネマブ欧承認勧告-ApoEε4ホモ接合を除外
  • 【日病薬中四国ブロック会議】動き出す薬剤師出向計画‐アウトカム意識が重要に
  • 【財政審】中間年改定は全品目実施を-スイッチOTC推進促す