日医工はクラスIIからクラスIに変更
PMDAは10月4日、2019年度クラスI医薬品回収情報に、H2受容体拮抗薬(胃潰瘍・十二指腸潰瘍の治療薬)であるラニチジン製剤を販売する日本ジェネリック株式会社、株式会社陽進堂、日医工株式会社の3社とその製品を新たに掲載した。
自主回収の対象として新たに掲載された製品は、日本ジェネリック株式会社のラニチジン錠150 mg「JG」とラニチジン錠75 mg「JG」、株式会社陽進堂のラニチジン錠75mg「YD」とラニチジン錠150mg「YD」、日医工株式会社のラニチジン錠75mg「日医工」とラニチジン錠150mg「日医工」の計6製品。
日医工株式会社の2製品は、10月2日にクラスII自主回収情報が掲載されたが、今回のクラスI回収概要には「NDMAの混入のおそれが否定できないため、クラスIに変更した」と記載されている。
今回の追加掲載により、現在自主回収情報が掲載されているのは、クラスIが10社、クラスIIが1社の計11社となっている。
▼関連リンク
・医薬品医療機器総合機構(PMDA) 回収情報(医薬品)