医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > プレミアム > 【覆面調査】4年連続で遵守率が低下-乱用恐れ医薬品の販売規則

【覆面調査】4年連続で遵守率が低下-乱用恐れ医薬品の販売規則

読了時間:約 2分15秒
このエントリーをはてなブックマークに追加
2019年09月18日 AM10:15

厚生労働省は12日、2018年度「医薬品販売制度実態把握調査」(覆面調査)の結果を公表した。エフェドリンやコデインなどを含む「乱用の恐れがある医薬品」の販売ルールを遵守していない店舗が昨年より増加し、4年連続で遵守率が低下していた。この結果を受け、厚労省は改めて販売ルールの徹底を求める通知を都道府県や関係団体に発出する考えだ。

調査は、薬局・薬店が店舗やインターネットで要指導医薬品や一般用医薬品が適正に販売されているかどうかを把握するため、調査員が消費者を装って実施しているもの。今回は、5000の店舗(薬局1754件、店舗販売業3246件)、500のインターネット販売サイトを対象として実施した。

このエントリーをはてなブックマークに追加
 

同じカテゴリーの記事 プレミアム 行政・経営

  • 【薬局団体連絡協議会】「リスト化で会員増」2割-地域薬剤師会の再編提言
  • 【消費者庁部会】紅麹問題でGMP指針改正-微生物原材料の食品対象
  • 【エーザイ】レカネマブ欧承認勧告-ApoEε4ホモ接合を除外
  • 【日病薬中四国ブロック会議】動き出す薬剤師出向計画‐アウトカム意識が重要に
  • 【財政審】中間年改定は全品目実施を-スイッチOTC推進促す