■次期薬価改革へ議論開始
中央社会保険医療協議会薬価専門部会は11日、次期薬価制度改革に向け、再生医療等製品の価格算定や効能追加等による革新性・有用性の評価など、具体的な議論をスタートさせた。委員からは、生産、流通面で一般の医薬品と異なることなどから、再生医療等製品に適した独自の算定方法を求める意見が相次いだ。また、新薬創出等加算対象品目を比較薬とする既収載品を再評価する場合は、新薬創出等加算分を除外して算定することを求める声が出た。
この日の部会では、次期薬価制度改革に向けた具体的な検討事項として、再生医療等製品の価格算定、新薬創出等加算対象品目を比較薬とする場合の薬価算定、効能追加等による革新性と有用性の評価などについて議論した。