厚生労働省医政局の林俊宏経済課長は27日、専門紙と共同会見し、後発品の使用促進について言及。数量シェア80%の目標達成後を念頭に、「今後は質の確保されたものを長期的、安定的に供給してもらうことが重要」との考えを示した。
林俊宏経済課長
林氏は、就任に当たって、「医薬品産業の窓口として機能し、規制当局の医薬・生活衛生局等と適度な距離と緊張関係を持ちつつ、産業界がどう考えているかを政府関係者に伝えたい」と述べる一方、「厚労省や政府全体で行っている政策をきちんと産業界に伝えることも大きな役割。両面でしっかりと役割を担いたい」と抱負を語った。