医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > プレミアム > 【厚労省】中分子薬の実用化促す-AMED20年度事業方針

【厚労省】中分子薬の実用化促す-AMED20年度事業方針

読了時間:約 1分15秒
このエントリーをはてなブックマークに追加
2019年07月29日 PM01:00

厚生労働省は25日、2020年度の日本医療研究開発機構()の研究事業実施方針案を厚生科学審議会科学技術部会に示し、了承された。新たに中分子医薬品、細胞治療薬の有効性を検証できる評価技術の開発や、中分子医薬品の実用化を促すため5~10万検体の化合物を登録する「中分子ライブラリー」の整備などに着手する。人工知能(AI)にデータを統合処理させ、低分子・中分子創薬で化合物構造を自動的に発生させる創薬AIの開発も行う。

実施方針のうち、創薬基盤推進研究事業では、新たに核酸や特殊ペプチドを含めた中分子医薬品や細胞治療薬について、有効性を検証できる新たな評価技術の開発、医薬品レベルでの製造・品質管理に関する基盤技術の実用化を目指す研究を支援する。

このエントリーをはてなブックマークに追加
 

同じカテゴリーの記事 プレミアム 行政・経営

  • 【薬局団体連絡協議会】「リスト化で会員増」2割-地域薬剤師会の再編提言
  • 【消費者庁部会】紅麹問題でGMP指針改正-微生物原材料の食品対象
  • 【エーザイ】レカネマブ欧承認勧告-ApoEε4ホモ接合を除外
  • 【日病薬中四国ブロック会議】動き出す薬剤師出向計画‐アウトカム意識が重要に
  • 【財政審】中間年改定は全品目実施を-スイッチOTC推進促す