厚生労働省は6月14日、
後発品264品目を薬価基準に収載する。初の後発品収載は、抗精神病薬の「
ブロナンセリン」(先発品:ロナセン=大日本住友製薬)など5成分48品目。先発品メーカーから特許使用の許可を得て後発品として発売するオーソライズドジェネリック(AG)は、3成分15品目が収載される。新規収載希望が10品目を超えた内用薬を先発品の「0.4がけ」とするルールの適用はなかった。
■シロドシンに16社参入
今回、薬価収載の希望品目は269品目だったが、採算上の理由や合併などにより5品目が取り下げられたことから、86成分170規格264品目が収載された。