4月末で日本におけるコ・プロモーション契約を終了
サノフィ株式会社と株式会社ヤクルト本社は4月11日、抗悪性腫瘍剤/VEGF(血管内皮増殖因子)阻害剤「ザルトラップ(R)点滴静注100mg/200mg」(一般名:アフリベルセプト ベータ(遺伝子組換え))に関する、日本におけるコ・プロモーション契約を2019年4月末で終了すると発表した。
ザルトラップは、がんの増殖や転移に関与するVEGF-A、VEGF-Bおよび胎盤増殖因子(PlGF)に作用する分子標的治療薬。
サノフィは同剤について、2017年3月に、「治癒切除不能な進行・再発の結腸・直腸癌」の効能・効果で厚生労働省より製造販売承認を取得。ヤクルト本社と共同でプロモーションを行ってきた。
市場への浸透で目標を達成したと判断、今後はサノフィが単独で
今回、ザルトラップの市場への浸透について一定の目的を達成したことから、両社合意のもと、同契約を終了することになったという。
契約終了後、国内の同剤のプロモーションは、製造販売元であるサノフィが単独で行う。また、ヤクルト本社が実施していた情報提供・収集活動のサノフィへの引き継ぎも円滑に進めていくとしている。
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・サノフィ株式会社 プレスリリース