中外製薬が承認を取得した尋常性乾癬等角化症治療剤
中外製薬株式会社とマルホ株式会社は1月30日、中外製薬が日本において製造販売承認を取得し、マルホが独占的に販売する尋常性乾癬等角化症治療剤「オキサロール(R)軟膏25µg/g」「オキサロール(R)ローション25µg/g」および尋常性乾癬治療剤「マーデュオックス(R)軟膏」に関し、中外製薬が保有する権利を2019年12月1日付けでマルホに譲渡することで合意したと発表した。
今回の対象製品は、中外製薬が創製し、製造する活性型ビタミンD3誘導体マキサカルシトールを有効成分に含む外用剤。2001年の「オキサロール軟膏25µg/g」の発売以来、両社で共同開発し、マルホが国内において独占的に販売していた。
オキサロール注は中外製薬が販売を継続
今回の合意に基づき、マルホは2019年12月1日付けで対象製品の製造販売承認を承継。以降、マルホが研究、開発、製造、販売に係る権利を保有し、引き続き、販売ならびに適切な情報の提供と収集を行うという。
二次性副甲状腺機能亢進症治療剤「オキサロール(R)注2.5µg/5µg/10µg」については、中外製薬が日本における製造販売承認を保持し、販売を継続する。なお、同件が中外製薬の2019年12月期連結業績に与える影響は軽微。
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・中外製薬株式会社 ニュースリリース