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【厚労省】後発品246品目を薬価収載-トラムセットに23社が参入

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2018年12月14日 AM10:30


■AGは初後発のルナベルなど

厚生労働省は14日、後発品246品目を薬価基準に収載する。初の後発品収載は、「ミルタザピン」(:リフレックス/レメロン=/MSD)など14成分130品目。新規収載希望が10品目を超えた内用薬を先発品の「0.4がけ」とするルールは2成分に適用され、多くの企業が参入する大型製品は少なかった。また、先発品メーカーから特許使用の許可を得て後発品として発売するオーソライズドジェネリック(AG)は、初後発に限ると「ノルエチステロン・エチニルエストラジオール」()、「シロドシン」(ユリーフ=)など3成分6品目が収載される(表参照)

今回、薬価収載の希望品目は246品目で、安定供給上の不安や採算上の理由、企業の都合による取り下げはなかったことから、74成分134規格246品目が全て収載された。

収載状況の内訳を見ると、内用薬が49成分95規格199品目、注射薬が11成分19規格22品目、外用薬が15成分20規格25品目となった。歯科用薬剤はなかった。

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