中央社会保険医療協議会薬価専門部会は14日、消費税率10%への引き上げに伴う薬価改定について、来年10月に実勢価を踏まえた上で消費税率を上乗せする臨時改定を実施する方向で合意した。最終的に改定時期は政府の予算編成過程で決まるが、中医協としては10月実施で一致した格好だ。
消費税改定については、前回の部会で診療側、支払側共に来年10月実施を求める意見が大勢を占めたことから、この日の部会で厚労省は、改めて来年10月に実勢価を踏まえた上で消費税率を上乗せする臨時的な改定とすることを提案し、了承された。