医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > プレミアム > 【厚労省・17年度衛生行政報告】薬局数は5万9138カ所-10万人当たり最多は4年連続で佐賀県

【厚労省・17年度衛生行政報告】薬局数は5万9138カ所-10万人当たり最多は4年連続で佐賀県

読了時間:約 1分10秒
このエントリーをはてなブックマークに追加
2018年10月29日 AM10:45


■17年度衛生行政報告

厚生労働省は25日、2017年度の衛生行政報告例の結果をまとめ公表した。17年度末時点の薬局数は5万9138カ所と、前年度より460カ所(0.8%)増加したことが分かった。前年度に続いて薬局数の増加傾向が続いている。

人口10万人当たりの薬局数は46.7カ所で、前年度に比べて0.5カ所多かった。

都道府県別に人口10万人対薬局数の推移を見ると、最も多かったのが佐賀県の63.6カ所で、4年連続最多となった。次いで山口県の58.6カ所、広島県の57カ所、福岡県の56.6カ所で、前年度から順位の変化はなく、西日本で多い傾向も同様だった。

写真:都道府県別に見た薬局数(単位:施設、各年度末現在)

一方、最も少なかったのは福井県の37.4カ所で、埼玉県の38.7カ所、千葉県の38.9カ所、沖縄県の39.6カ所、奈良県の40.1カ所が続いた。

都道府県別の薬局数で、前年度より高い増加率を示したのは、京都府が最も高く6.3%で、2位以下の2倍以上の伸び率となった。次いで、千葉県、石川県、山梨県、大分県の2.3%、奈良県の2.1%の順となっている。

前年度と比べて伸び率がやや高くなっている。地域別でも西日本に多い傾向にあった前年度に対して、関東、北陸地域と幅広い地域で増加傾向が確認された。

また、増減数を見ると、前年度より最も薬局数が増えたのは京都府の65カ所で、次いで千葉県の55カ所、大阪府の46カ所、愛知県の43カ所、東京都の42カ所の順だった。

このエントリーをはてなブックマークに追加
 

同じカテゴリーの記事 プレミアム 行政・経営

  • 【PMDA】コロナ薬投与で注意喚起-妊娠可能性ある女性に
  • 【薬価部会】不採算品再算定、対象絞り込みを-25年度中間年改定
  • 【厚労省調査】敷地内薬局、専門連携の1割-処方箋集中率は93.1%
  • 【臨試協調査】外資が日本を第I相拠点に-国内実施のメリット認識か
  • 【NPhA】半数以上が後発品を選択-長期品選定療養に一定効果