「クイックナビ-Flu2」専用のデンシトメトリー分析装置
デンカ生研株式会社は10月15日、体外診断用医薬品「クイックナビ(TM)-Flu2」専用のデンシトメトリー(光学密度測定)分析装置「クイックナビリーダー(TM)」を、2018年10月23日に発売することを発表した。
画像はリリースより
現在、インフルエンザ検査は、医療従事者が検査キットに出現するラインの有無を目視で判定している。しかし、目視による判定は、判定できるラインの強度に個人差が生じる場合がある。今回発売のクイックナビリーダーを使用することで、個人差無く客観的に同じ結果が得られ、より正確に判定することが可能になるという。
結果判定まで全自動、最短1分で判定可能なモードも
クイックナビリーダーは、光学センサーによりクイックナビ-Flu2のテストラインおよびコントロールラインを撮像・画像解析し、設定された閾値との比較により陽性・陰性を判定するデンシトメトリー(光学密度測定)分析装置。同製品を使用することでクイックナビ-Flu2の結果を客観的に個人差無く判定できる。
また、同製品は選択できる2つのモードを搭載。「スグヨミトリモード」は、判定時間が経過した後のテストデバイスを挿入して結果を表示するモードで、目視による判定の個人差を無くし、約5秒で判定可能。「ジドウヨミトリモード」は、試料滴加後直ちにテストデバイスを挿入。1分ごとに読み取りを行い、陽性の閾値以上になった時点で結果を表示するモード。目視による判定の個人差を無くすことに加えて、デバイスを装置に入れると結果判定まですべて自動で行うことができる。最短1分で判定可能だという。
なお、同製品は、販売提携先の大塚製薬株式会社とデンカ生研の2社が販売する。
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・デンカ生研株式会社 ニュースリリース