陽進堂の100%子会社が日本国内の工場で製剤化
帝人ファーマ株式会社と株式会社陽進堂、YLバイオロジクス株式会社は8月8日、関節リウマチ治療薬「エタネルセプト」のバイオ後続品(開発コード:YLB113)の販売提携契約を締結したことを発表した。
同剤はインドの医薬品メーカーであるルピン・リミテッドが製造する原薬をもとに、陽進堂の100%子会社であるエイワイファーマ株式会社の日本国内の工場で製剤化される。
帝人ファーマと陽進堂が販売活動を展開
YLB113は2018年3月に、YLバイオロジクスが医薬品医療機器総合機構(PMDA)に製造販売承認申請を行い、受理された。同申請は、日本国内で約半数を収集した、500例を超える関節リウマチの患者を対象とした第3相国際共同治験の結果に基づいている。
今回の契約により、同剤の製造販売承認を取得した後は、帝人ファーマと陽進堂がともに販売活動を展開。帝人ファーマは「骨・関節領域」を医薬品事業の注力領域のひとつとしており、同剤の製品化によって関節リウマチ患者のさらなるQOL向上に貢献するとしている。
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