針刺し事故による二次感染防止が重要課題のひとつ
株式会社三和化学研究所は6月12日、穿刺針と穿刺器具を一体化したディスポーザブル穿刺針「アイピットミニ」を6月20日より発売すると発表した。
画像はリリースより
昨今、医療機関などでは、針刺し事故による二次感染防止が重要課題のひとつにあげられている。そのため、病棟、外来での血糖測定などで微量血液検体を採取する際に起りうる針刺し事故に対して、医師、看護師など医療従事者や患者の関心がより一層高くなっている。また同時に、糖尿病患者の高齢化が進行しており、使い易さ、携帯し易さなど、穿刺器具の形状・操作性の向上や採血時の痛みの低減なども求められている。
安全性、操作性、痛みに配慮した、完全使い捨て構造
安全面では穿刺時以外は針が露出せず一回のみの完全使い捨て構造とし、操作面では保護キャップを外して穿刺ボタンを軽く押すだけで簡単に穿刺ができる工夫が施されている。また細い針(30G)を採用、穿刺の深さも同社SMBG機グルテストシリーズの微量な検体量に合わせて浅くするのと同時に、穿刺時の衝撃や音を小さくすることで痛みに対する工夫を行ったという。
なお、同製品は院内だけではなく、自己血糖測定(SMBG)を行っている患者も使用できる。
▼関連リンク
・株式会社三和化学研究所 ニュースリリース