日本CRO協会は、2017年の会員総売上高が前年比11.7%増の1925億円に拡大したと発表した。賛助会員として新規入会した6社を除いた総売上高は8.1%増となった。モニタリング業務がほぼ二桁の伸びを示し、ファーマコビジランス業務も拡大している。今年は5.5%増の2031億円と堅調に推移する見込みで、2000億円を突破する可能性が高まっている。
総売上高に占める医薬品開発関連業務売上は6.6%増の1693億円となり、全体の88%を占めた。医療機器開発関連業務は36.8%増の47億円と拡大し、臨床研究業務は36億円となった。